夏のボーナスシーズンということもあって借り換えを検討されている方は多いと思いますが、当方自身も低金利が続く一方でコロナ禍によって将来への不安が高まる今こそ、借り換えを検討すべきと思います。
仮に今後、勤務先の経営が傾いたり、年収が下がってしまえば、借り換えしたくても借り換えできないという事態も考えられますのでなおさらですね。
WEBサイトをチェックすれば思いがけない低金利が並んでおり、「じゃあ借り替えてしまうか!」と意欲的になるかと思いますが、借り換え前にすべきことが1つあります。
何かと言えば、今借りている銀行に対して「金利の引き下げは可能かどうか確認してみること」ですね。これには4つの理由があります。
1つ目は、「銀行は絶対、自分から金利を下げたりしてくれないから」です。営利企業なので当然ですし、金利は借りた時に決められていて、その通りの利息を受け取っている限り、銀行は何一つ悪いことをしていないわけですからね。
2つ目は、そうは言いつつ銀行としても金利が下がっていることは分かっており、かつ住宅ローンの残高を維持するのは銀行としても大切なことで、要するに銀行としては「言われれば金利を下げる用意がある」からです。
単純な金利引き下げではなく、「固定→変動」と言った金利タイプの変更が伴うものと思いますが、恐らく借り換えの際にも金利タイプの変更は検討されると思うので問題ないのではないでしょうか。
3つ目は、「借り換えには色々と手数料がかかる」からです。一般的には借り換えには30万円〜60万円といった手数料がかかります。そうした手数料を考慮すれば、例えば借り換え先の金利は0.50%で、今の銀行は0.55%を提示したけれど、手数料を考慮すれば今の銀行のままの方がトータルのコストは安い、ということは十分考えられます。
4つ目は、逆に「今借りている銀行に相談するのはタダ」だからです。相談して失うものは何もありません。
ちなみに、今の銀行でクレジットカードを利用していたり、公共料金の引き落としを利用していたり、投資信託などを購入しているなど、普段の取引量が多い=銀行の収益機会が多いと、より積極的に金利を引き下げてもらえるようです。
参考にしてみてください。
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