感染が広がり続ける新型コロナウイルスですが、残念ながら既に日本ではパンデミックが起きていると考えて良さそうです。
日本での感染者数はまだ300人未満にとどまりますが、実際の感染者数はその100倍いてもおかしくないと思います。と言うのも検査体制に限界があるので大規模な検査ができないからですね。
仮に十分かつ簡易な検査方法があれば数字が跳ね上がるのは間違いありません。感染力は相当強そうですからね・・・。
また、日本でこのウイルスの拡大を止められたとしても、もはや韓国やイタリア、イランなど世界中に拡散しており、海外旅行者などがそれなりの頻度で持ち込んでくるのであればやはりパンデミックは避けられなさそうです。
そうした深刻な感染リスクを受けて、今、世界中の中央銀行が利下げに動き始めています。
金利を引き下げれば銀行からお金を借りている会社は経営が楽になるので、「コロナショック」で打撃を受けている会社への経営支援になるのですね。
実際に3月3日にオーストラリアが政策金利を0.75%から0.50%に引き下げたと思ったら、今度はアメリカのFRBが0.5%の緊急利下げを実施しました。
各国の中央銀行がこのコロナウイルス問題をいかに深刻に考えているかがよく分かります。
とすると日本でも利下げが行われるかと言うと・・・それはちょっと微妙です。なぜならすでにマイナスの政策金利をさらに引き下げると、むしろ経営が悪化する企業が増えるという考え方もあるからです。
そうしたわけで日本の金利が直接的に引き下げられることはないと思いますが、しかし世界中の政策金利が引き下げられる中で日本の金利が低下していくのは間違いありません。
仮に長期金利が過去最低の−0.3%あたりを目指して低下するなら、住宅ローン金利も−0.2%程度の低下余地があるということです。
素直に金利低下を喜べる事態ではありませんが、参考にしてみてください。
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