これまでゆうちょ銀行は自前の住宅ローンの販売を目指してきましたが、完全に民営化される前は認可の目途が立たないこともあり、代わりにスルガ銀行の住宅ローンを取り次いできました。
しかしスルガ銀行がシェアハウス問題によって経営危機に陥ったこともあり、今後の動向が気になっていましたが、スルガ銀行の住宅ローンの取次をやめ
・新生銀行
・ソニー銀行
の住宅ローンの取次を新たに行うと決めたようですね!
そもそもスルガ銀行の住宅ローンは「金利は高めだけれど審査が甘い」という、癖のある住宅ローンでしたので、ゆうちょ銀行が本来求めていた提携ローンではなかったのではないかと思います。
恐らく、当時は今以上にゆうちょ銀行と民間金融機関との関係が悪く、「スルガ銀行しか選択肢がなかった」ということなのでしょう。
ただそこから10年以上が経過し、よりメインストリームの住宅ローンを取り扱えるようになったというわけですね。
新生銀行は手数料が低く、住宅ローンの実質コストが安いことに加え、ソニー銀行はネット銀行として住宅ローン金利自体が低いです。win−winの提携となりそうです。
もちろんこのようにゆうちょ銀行の提携先が広がることはゆうちょ銀行利用者にとってもメリットがあるわけで、その点ではwin−win−winと言ってもいいのかもしれません。
しかしこのように提携先が広がるのであれば、ぜひ上記2行に限らず、住信SBIネット銀行やauじぶん銀行など、人気の銀行も加えてほしいものですね!
リアルチャネルでこうした住宅ローンの申し込みができるというのは、提携先だけでなく利用者にとってもメリットがあるわけですから。
では具体的にどの店舗でこうした提携住宅ローンの申し込みができるのかと言うと・・・今のところゆうちょ銀行の80あまりの直営店に留まるようです。
これは少ないですね・・・。
住宅ローンには特別な知識が必要な上に、具体的な申込件数からするとこれくらいの規模が適正ということなのかもしれませんが、もう少し拡大してほしい気がします。
ゆうちょ銀行には住宅ローンの提携先を広げるタイミングで、ぜひ取り扱い店舗についても広げてほしいものですね。
参考にしてみてください。
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