先日のコラムでご紹介したように、住宅金融支援機構が2018年8月に発表した「民間住宅ローン借換の実態調査」によると、住宅ローンの借換え後の金利タイプについて「年齢別」ではこのようになりました。
次に「年収別」ではこのようになりました。
細かな違いは確かにあるものの、全体的にはほぼ同じような比率ですね。人気としては「変動型」と「固定期間選択型」が拮抗し、「全期間固定型」のシェアはわずかです。
では今度は、同じく「民間住宅ローン借換の実態調査」から借入額ごとの金利タイプの違いをチェックしてみるとこうなります。
こちらも全体的に大きな違いはなさそうですが、融資額の平均で言うと固定期間選択型<変動型<全期間固定型ということになりそうですね。
とすると、「融資額が大きい人ほど全期間固定型が良い」と感じますが、ただやはり今回も回答者数の差を考慮する必要があります。
というわけでより一般的な「融資額別」にグラフを作り直してみるとこうなります。
確かに残高が大きいほど「全期間固定型」のシェアが高まっていますが、それでも「4,000万円超」の層を見ても「固定期間選択型」が一番シェアが高く、「全期間固定型」は一番シェアが少ないですね。
結論としては「借入額」別のシェアを見ても「変動型と固定期間選択型が人気」ということで間違いなさそうです。
どちらも「全期間固定型」と比較すれば金利が低いですからね・・・当然かもしれません。
借り換え時の金利タイプ選択にお悩みの方は参考にしてみてください。
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