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住宅ローン借り換え関連ニュース:2015/6/1
「離婚と住宅ローンの借り換え」

さて先日のニュースでは、住宅ローンを世帯主単独ではなく夫婦2人で契約する方法について主に3つあるということでした。具体的には以下の通りです。

・ペアローン : 夫婦がそれぞれで住宅ローンを組む。手数料は倍だが住宅ローン減税は2人分利用できる。

・連帯債務型 : 夫婦で主債務者と連帯債務者を決めて住宅ローンを組む。 手数料は1人分で住宅ローン減税は2人分利用できる。

・連帯保証型 : 夫婦で主債務者と連帯保証人を決めて住宅ローンを組む。 手数料は1人分で住宅ローン減税も1人分。

当方の認識としてはペアローンか連帯保証型かの二択かと思っておりましたが、実際にはその間の「連帯債務型」というのがあるのですね。

連帯債務型と連帯保証型の2つを比べると、住宅ローン減税をWで受けられる分、連帯債務型の方が有利そうですね。一方、連帯債務型のデメリットとしては、より直接的に返済要請を受けやすいといったことがあるようですが、連帯保証をすればどのみちその債務から逃げることはできないわけで、であればより積極的にメリットが得られる連帯債務型の方がよさそうです。

ただ実務上は利用者が「どちらかを選べる」ということではなく、金融機関によってどちらの契約形態となるのか決まっているようですね。したがって夫婦2人で住宅ローンを借りようとする場合は、その契約方式や債務の関係性についても事前にチェックしていただければと思います。

さてそもそも論として、なぜこのように夫婦2人で住宅ローンを組む方法があるかと言えば、夫婦共働きの場合、単独で借りるよりも借り入れ可能額が大きく増えるからですね。仮に夫婦の収入が同じ場合、借入可能額は2倍に膨らむことになります。この差は大きいです!

今や過半の夫婦が共働きとなっていると思いますので、こうした「共働きローン」の需要はますます増えているのではないかと思います。ニュースによれば三井住友銀行の場合、全住宅ローンの中でこうした契約は2割を占めるようですね。

このようにいいことづくめのように見える「共働きローン」ですが、もちろんメリットばかりではありません。最大のデメリットはやはり「共働きを続けることが義務になってしまうこと」ですね。契約当初はそのつもりでも、環境やライフステージの変化により片方が仕事を続けられなるような事態というのは数多くあります。

病気などによって退職せざるを得なくなる場合もあるでしょうし、今時いつリストラされるかもわかりません。また子供の教育問題などで仕事を続けられなくなる場合もあるでしょうし、最近では親の介護の負担が社会問題となりつつあります。どのケースもその多くが「働きたいのに働けない」ということだと思いますので、こうした「共働きローン」を利用する場合は万が一そのように仕事が続けられなくなった時にどうするのか事前に十分な準備をしておく必要があると言えます。

加えてありがちな展開が「離婚」ですね。今や「何%」ではなく「何割」といったボリュームで離婚が発生していますので、こうした事態も頭の片隅では考慮しておきたいものです。

もちろん自宅を売却してその代金で住宅ローンを完済してもおつりが出るような状態であれば比較的シンプルですが、仮に値下がりしていて、売却しても住宅ローンが残ってしまう場合にはモメやすくなります。

そうした場合は、多くのケースで売却を断念するのでしょうけれど、離婚するということは少なくともどちらかが出ていくわけで、出て行った方からすれば住んでもいないのに住宅ローンを返済するのはバカバカしいということになります。仮に返済が滞れば困るのは自宅に残った方ですね。

また、子供の教育環境や地域の人間関係などの観点から売却せずに住み続けたいという場合もやはりモメる原因となります。

そうした問題を解決させる方法の1つが、住み続ける側が自分の名義で住宅ローンを借り換えてしまう、という手法ですね。こうすれば自宅の権利上も、住宅ローン上も、相手との関係がなくなりますので、突然返済が停止されたり、持ち分を売却されたり、といったトラブルを防ぐことができます。

とは言いつつではそう簡単に借り換えできるかと言うとそうではなさそうです。夫婦2人で収入を合算して初めて審査がクリアできたものを、1人でクリアするのは簡単ではありません。夫婦間の収入差によっても変わりますが、おおざっぱに言って少なくともトータルの住宅ローン残高を借り入れ当初から半分以下にしておかないと難しそう、と言えるのではないでしょうか。

そう考えると、離婚が現実味を帯びてきたら、がんばって返済を進めるか、元本返済の原資を貯めておくかの2つが必要と言えそうです。

もちろん一般的には離婚するよりはしない方がよいと思いますし、こうした「共働きローン」の存在が夫婦間のきずな作りに資することを期待したいものですが、修復が難しい場合には、ただ感情だけで物事を進めるのではなく、経済的な裏付けもしっかり確保しておきたいものですね。

言うは易しですが・・・。

参考にしてみてください。

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