13回目は「安心感と低金利の両方を狙う金利タイプの選び方」です。
現状の超・低金利と言える状態は、住宅ローン利用者にとっては確かに追い風ではありますが、一方で、金利が低いうちに固定金利にしてしまった方がいいのではないかとも思えるわけで、変動金利タイプのような短期金利で借りるのか、それとも長期固定金利で借りるのか、悩ましい状況でもあります。
似たような金利水準であれば、金利上昇リスクのない長期固定金利の方がよいですが、変動金利タイプとの実際の金利差は一般的には1%以上ありますから無視できません。多くの方は、金利が上昇しそうになったら固定金利に変更すればいい、ということでとりあえず変動金利タイプを選ぶのではないでしょうか。
しかし実際のところいつ金利が上昇するのか全く分かりませんし、悪い金利上昇のときは、あっと言う間に金利が上がってしまう可能性もゼロではありません。
そういった、金利上昇リスクも気になるけれど、低金利も目指したい方にお勧めなのがミックス金利タイプです。例えば借入金額の半分を長期固定金利タイプにしつつ、残りの半分を変動金利タイプにする、といった借り方ですね。
これであれば金利上昇リスクを半分に抑えられつつ、現状の低金利のメリットも相応に受けることができます。
金利タイプ選びで悩まれている方は、お目当ての銀行がミックス金利を提供しているのか、まずは調べてみてはいかがでしょうか。
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<住宅ローン借り換えの基本>
■基本1「借り換えとは?」
■基本2「借り換えの融資条件とは?」
■基本3「借り換えの手続きや費用を確認しよう」
■基本4「借り換え時には家計を再点検しよう」
■基本5「家計再点検時のポイント」
■基本6「有利な借入条件を引き出す方法」
■基本7「優遇金利を利用する場合の注意点」
■基本8「わずかな金利差でも返済額に大きな差が」
■基本9「借り換えは審査が厳しくなる?」
■基本10「借り換え時の諸費用は?」
■基本11「借り換え額を減らそう」
■基本12「親から援助を受ける時の注意点」
■基本13「安心感と低金利の両方を狙う金利タイプの選び方」
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