さて借り換えが決まると、いつ今借りている銀行に借り換えと完済の申し込みをしに行くのか、という話が出てきます。
急いで借り換えたいならなるべく早く、一方で借り換えの審査に落ちる可能性などを考慮してなるべく手間暇かけずにシンプルに進めたいのであれば「借り換えの審査に通ってから」ということになります。
後者のデメリットは
・トータルの手続きに時間がかかってしまうこと
・手続き中に金利が上がってしまう可能性があること
ですが、今のように強力な金融緩和の結果、金利が低位安定している状況を踏まえれば、1ヶ月+αの間に金利が上がってしまう事態は考えづらいことから、シンプルに「借り換えの審査に通ってから」ということでいいかと思います。
ただし。
たまに聞くのが「元の銀行に借り換えのお願いをしに行ったら金利を引き下げてくれた」という話です。
銀行としても単純に金利を引き下げることはないと思いますが、「固定金利から変動金利に切り替える」と言った形での実質的な金利引き下げに応じる場合はありそうです。
金利引き下げ幅にもよりますが、場合によっては手数料を払って借り換えするよりも、そうした「条件変更」の方がお得な場合もあります。
その点では「借り換えの通告」は借り換えの審査に通ってからにせよ、
・借り換えの手続き前に元の銀行に金利が下がらないか相談しにいく
というのはしても良いと思います。
いやむしろ「すべき」と言えるかもしれません。
参考になれば幸いです。
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