住宅ローンの借り換え先を選ぶにあたって諸費用だったり、信用力だったり、手続きの早さであったり、アクセスの良さなど色々ありますが、最も大切なのはやはり金利ですね。
借り換えるにあたって金利が低ければ低いほどいいのは当然です。
金利が十分低くないと、借り換え時にかかる手数料で「費用倒れ」となる可能性があるからです。
ただ一方で、金利の細かな差に拘泥するのはどうかと思います。主要銀行の変動金利はこうなっています(表面金利)。
・住信SBIネット銀行:0.418%
・りそ銀行:0.429%
・イオン銀行:0.460%
・三菱UFJ銀行:0.527%
仮に住宅ローンの残高が2,000万円、残りの期間を20年とすると毎月の返済額はこのようになってきます。
・住信SBIネット銀行:8万6,879円
・りそ銀行:8万6,974円
・イオン銀行:8万7,241円
・三菱UFJ銀行:8万7,820円
つまりはほとんど差が無いわけですね・・・。1位の住信SBIネット銀行と三菱UFJ銀行の差は1,000円なく、住信SBIネット銀行とイオン銀行の差はわずか362円に留まります。
そうなってくると付帯メリットを把握しておくことが必要ですね。
住信SBIネット銀行やじぶん銀行は疾病保障が無料で提供されたり、ATM手数料や振り込み手数料が無料になる一方、イオン銀行はイオンでの買い物が5%オフになり、上記「362円の差」を補って余りある経済的なメリットが得られそうです。
他方、りそな銀行や三菱UFJ銀行は大手銀行としての信用力・安心感に加え、全国的な店舗網が魅力ということになりそうです。
いずれにしても住宅ローンのスペックの中で「金利が最も重要」なのは間違いないものの、毎月の返済額において「少数第2位以下の金利の差」はほとんど影響がないということですね。
であるなら、金利だけでなく上記のような付帯メリットも、住宅ローンを選ぶ上で重要ということになってきます。
参考になれば幸いです。
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