借り換えメリットは当然、人それぞれで、金利削減幅がどれくらいか、残高がどれくらいか、残りの期間がどれくらいかによって大きく変わってきます。
借り換えによって毎月の返済額が数千円しか減らない方もいれば、数万円浮いてくる方もいると思います。
もちろん借り換えメリットは大きければ大きいほどよく、毎月浮くお金が多ければ多いほどいいわけですが、とはいえそのように浮いたお金を散財してしまってはせっかく借り換えをした意味がなくなってしまいます。
消費が増えれば日本経済にとってはプラスでしょうけれど、多額の借金=住宅ローンを背負っている顧客がまず考えるべきは日本経済のことではなく我が家の家計ですね。
では散財しないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
それは借り換えメリットが明らかになったら、先にその使い道を決めてしまうことですね。お子さんがいればその学費はいくらあっても足りないはずですし、理想的なのはそうして浮いたお金を繰り上げ返済の原資にしてどんどん住宅ローンを減らしていくことです。
つまりは浮いたお金を「なかったこと」にして、引き続き住宅ローン返済に充てていくということですね。
残高が減ればその分、支払い利息が減っていきますし、そのように「なかったこと」にして余計な支出を増やさないことで、想定外の出費にも耐えられる筋肉質な家計を維持することができます。
いずれにしても浮いたお金を散財しないためには「事前に使い道を決めておく」ということが大切です。
参考になれば幸いです。
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