現役世代にとって不安は数多くあります。仕事のこと、お金のこと、健康のこと、家族のこと、子供たちのこと・・・。
そうしたお悩みの中でもみんなが共通して持っている悩みと言えばやはり「老後のこと」ではないでしょうか。
年金も当てにならないし、本当に退職金がもらえるかどうかも分かりません。いくら人手不足とは言え、IT化やAI化が進む中で60歳や65歳以降も働けるかどうかも不透明です。
そのような漠然とした不安を少しでも軽減するために、みなさんせっせと貯金されているのだと思いますが、悩ましいのが住宅ローン保有世帯にとってはそうした経済的余裕があまりないという点です。
加えて子育て期とも重なり、30代・40代は「家計が赤字」というご家庭も多いものと思います。
とすると老後の準備は「住宅ローンが終わってから」「子育てが終わってから」ということになりがちですが本当にそうでしょうか?
そういう余裕のない住宅ローン保有世帯こそ考えるべきなのが住宅ローンの借り換えですね。
仮に2,000万円×20年×2%の住宅ローンを利用している場合、金利を1%に削減できれば、諸費用を考慮してもトータルで160万円程度のメリットがあります。
また毎月の返済額はそのままにして、返済期間を20年から18年に短縮すると、メリットは180万円に膨らみます。
さらに毎月の返済額を約10万円から約11万円に増やすと、返済期間は16年に短縮され、メリットは200万円を超えてきます。
こうなってくると、経済的なメリットよりは返済期間が短くなる方がありがたいかもしれませんが・・・。
いずれにしても上記の通り借り換えは「返済期間短縮」という点でも、「経済的なメリットが得られる」という点でも、立派な「老後対策」となるわけですね!
ぜひそうした観点からも、歴史的な低金利を活かし、積極的に借り換えを進めていただければと思います。
参考になれば幸いです。
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