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借りてから何年くらいで借り換えするの?

このシリーズの冒頭でご案内したように以前は借り換えで得になる「黄金のルール」として以下が指摘されていました。

・金利削減幅 : 1%以上
・残り期間 : 10年以上
・元本 : 1,000万円以上

>>>「住宅ローンを借り換えすべき条件とは?」

これだけ低金利となると、中でも一番最初の条件である「金利削減幅1%以上」が最もハードルが高いものではないかと思いますが、しかし実際には、借り換え時の費用・コストが極めて少ない銀行が出てきている上に、住宅ローンの借り換えが一般的なものになってきていることから、早め早めに借り換える人が増えてきており、実態と合わなくなってきているのではないかと思います。

たとえば、残り期間が20年以上で、元本が2,000万円以上などの場合では、金利削減幅がもっと少ない場合でも十分メリットがプラスになる、ということですね。

では実際のところ、住宅ローンを借り換えたみなさんは、最初に借りてから何年くらいで借り換えをされているのでしょうか?

住宅金融支援機構が実施した、借り換え利用者へのアンケート調査ではこのようになっています。

・3年以内  : 28.3%
・5年以内  : 14.7%
・10年以内 : 34.9%
・15年以内 : 15.7%
・15年超  :  3.5%
・不詳    :  2.9%

つまり・・・8割近い方が借りてから10年以内に借り換えをなさっている、ということですね!思ったより早いタイミングで決断されていると感じる方が多いのではないでしょうか。

さらに4割強の方は5年以内に借り換えているということですから、借り換えようと思った方はとっとと借り換えてしまっている、ということですね。借り換えにあたっては自分で準備しなければいけない書類も多く、億劫に感じたり、躊躇する方が多そうですが、それでも全体で見ればかなり早いタイミングでみなさん借り換えているということであり、その行動力はすばらしいことなのではないかと思います。

そしてそれだけ早く借り換えをしているということは、残り期間は平均的には20年以上あり、おそらく住宅ローン残高も2,000万円以上あるでしょうから、金利削減幅がそれほどなくても借り換えの「収支」がプラスになっている現状を示唆しております。

加えて、借り換えに躊躇している間もずっと相対的に高い住宅ローン利息をダラダラ払い続けるわけで、そうした点からも決断したなら早く動いた方がいいことは間違いありません。

今の空前の超低金利がいつまで続くのか誰にも分かりませんしね(もちろん、超低金利が永遠に続く可能性はゼロではありませんが・・・)。

ただ、そのように住宅ローン利用者のみなさんが早め早めに、積極的に借り換えをされているのだとすれば、別の疑問も生まれてきます。

つまり、なぜ新規借り入れの段階で、数年後に借り換えざるを得ない住宅ローン金利タイプを選んでしまったのか?ということです。

住宅ローンの借り換えには基本的には何十万円のコストがかかるわけですから、しなくてすむならしないほうがいいわけです。

>>>「住宅ローンの借り換えにかかる費用はいくら?」

そんなわけで、下記コラムでもご紹介しましたが、借り換える前の元の金利タイプの調査結果がこちらとなります。

>>>「借り換えしがちな金利タイプとは?」

・全期間固定タイプ : 47.4%
・変動金利タイプ : 19.2%
・10年固定タイプ : 15.5%
・3年固定タイプ : 7.0%
・5年固定タイプ : 6.3%
・その他 : 4.5%

つまりは全期間固定金利タイプなど、長期固定金利を選ばれた方が特に借り換えがちということですね。

繰り返しになりますが、借り換えには相応の費用がかかることから、しなくて済むならしない方が良いのは間違いありません。

住宅ローン変動金利タイプの盛況とその金利リスクに対して警鐘を鳴らす専門家は少なくないと思いますが、一方で、長期固定金利タイプが「借り換えられがち」である点について警鐘を鳴らす専門家はほとんどいません。

長期固定金利で借りる場合は、そうした「借り換えリスク」についても頭の片隅に入れて慎重に検討を進めていただければと思います。

参考になさってください。

なお最近では多くの銀行で借り換えシミュレーションを無料で提供してくれておりますので、そうしたものを利用して、実際の借り換えメリットはいくらくらいで、金利差がいくらあればメリットが出てくるのかまずは試算してみてはいかがでしょうか?

>>>新生銀行の借り換えシミュレーションはこちらから

>>>住信SBIネット銀行の借り換えシミュレーションはこちらから


<住宅ローン借り換え講座2018年改訂版>


 ■「住宅ローンを借り換えすべき条件とは?」
 ■「住宅ローンの借り換えにかかる費用はいくら?」
 ■「住宅ローン借り換えしようと思うその前に」
 ■「住宅ローン借り換え後の金利タイプは何を選ぶ?」
 ■「住宅ローン借り換え時の審査の注意点」
 ■「借り換えしがちな金利タイプとは?」
 ■「借りてから何年くらいで借り換えするの?」
 ■「みんなの住宅ローンを借り換える理由は?」
 ■「住宅ローン借り換えでどれだけ金利が減る?」
 ■「住宅ローン借り換えで人気の銀行、不人気の銀行は?」

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住宅ローンの借り換えを検討されている方はご活用いただければ幸いです。

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