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住宅ローン借り換え関連ニュース:2016/9/20
「今日からの日銀会合で住宅ローン金利はどうなる?」


さて今日から明日にかけて、日銀で金融政策決定会合が開催されております。

経済関連のニュースを見るとこの話題で持ち切りという感じですが、なぜ経済界に注目されているかと言うと、この会合で日銀の金融政策が決定されるからですね。

これまでの長期金利を振り返ると、2013年の「異次元緩和」、2014年の「異次元緩和第2弾」、そして2016年の「マイナス金利」によって大きく低下してきたわけですが、こうした政策を決定してきたのが日銀の金融政策決定会合です。

とすると新たな政策が出てくるかどうか注目されるのは当然と言えますが、今回はさらに注目を集める理由があります。

それは何かといえば、今回の会合でこれまでの金融緩和策が「総括」されることになっているのですね。普通に考えれば総括は恒常的に行われているのでしょうから、わざわざ明言する必要もないわけですが、それをわざわざ明言したということで金融界に様々な憶測が流れています。

もちろん日銀からすれば、「デフレからの脱却」と「早期のインフレ目標達成」のために、総括は前向きに、そして発展的なものになると考えていたと思われますが、金融市場の思惑をコントロールするのは容易ではなく、市場ではむしろ「実質的に今の金融緩和を後退」させる結果になるとの予想がメインのようです。

その証拠に現在の長期金利は「−0.05%」になっています。もしマイナス金利がさらに深堀されると市場が予想しているのであれば、長期金利もおそらく「−0.1%以下」になっているものと思います。

とは言いつつ「プラス圏内」に回復しているわけではない点を勘案すれば、今の金融政策が大きく方向転換するとまでは考えておらず、「量的緩和+マイナス金利という枠組みは維持しつつも多少の方向修正はあるかな?」と言った感じでしょうか。

具体的にどういったものが予想されているかと言えば以下の通りです。

1. インフレ目標達成時期の柔軟化

2. 国債購入量と年限の修正

3. マイナス金利の深堀

1つ目の「インフレ目標達成時期の柔軟化」は、完全に「オオカミ少年」となっている「2年後」のインフレ目標の達成時期をもっと正直に話すということです。それにより、より現実的な見通しを共有することが可能となります。ただし、例えばこれまで「2年後」と言っていたものを「2年〜5年以内」と言い換えるとすると「金融緩和の後退」と受け止められる可能性は高そうです。

2つ目の「国債購入量と年限の修正」 は、このままいくとそのうち市場の国債が枯渇してしまうので購入量を減らすという話と、20年や30年の金利を引き上げて金融機関の収益に考慮するという話の2本立てですね。こちらも特に前者については「金融緩和の後退」と受け止められそうです。

3つ目の「マイナス金利の深堀」は言葉通りですね。総括によって「マイナス金利は意味があった」として、さらなる深堀に踏み出す、というものです。これはもちろん「金融緩和の拡大」ですね。

うまく1と2を実現しようと思えば、前向きな施策である3を組み合わせて「1+2+3」で行くのが良いです。そうすればネガティブインパクトを完全に吸収できるのではないでしょうか。

ただそう簡単にマイナス金利を深堀できるかと言うと・・・ちょっと難しい気もしますね。突然実施すれば更なる反発を招く可能性は十分あります。

とすると今回の総括では、 「1と2の問題点を指摘しつつ、3のマイナス金利は効果があった」という結論「のみ」に留まるのかもしれませんね。

つまり今回は方向性のみで、「1+2+3」の実施は次回以降の会合に先送りする、というものです。

先送りするメリットは、事前に金融市場に意図を浸透させることで不要なサプライズを避けるというのもありますが、加えて、実施が予想されているアメリカの利上げとタイミングを合わせることで大幅な「円安」が期待できるという点もあります。やはり金利低下だけでなく為替相場への影響を考えればアメリカの金融政策と平仄を合わせた方が良いに決まっていますからね。

ではそのアメリカの利上げがいつのタイミングかと言うと、この9月という可能性もゼロではありませんが、市場のコンセンサスは12月ごろとなっているようです。だとすれば日本の追加緩和も「12月が本命」なのかもしれません。

結果は明日にはわかるわけですが、仮に上記の通り「方向性のみ」となった場合の長期金利はどうなるのでしょうか?

個人的には今の「−0.05%」という長期金利の水準はまさにそうした曖昧な結果に終わることを予想したもののように感じます。つまり、「予想通り」となるわけですから、長期金利は大きく変化しないということですね。

であれば10月の住宅ローン金利も「変化しない」ということかと思ってしまいますが、実際には長期金利は8月の水準からすでに多少上昇していますので、今回の会合の結果で変化しなかったとしても、住宅ローン金利には上昇圧力がかかっています。おそらく「0.05%〜0.10%程度の上昇」ということになるのではないでしょうか。



仮定に仮定を重ねた予想ですので当たる確率は全く分かりませんが、繰り返しになりますが明日には結果が分かりますので、チェックしていただければと思います。

最後に、今年の日銀会合は今回を除けば、以下の通りあと2回です。

・10月31日、11月1日
・12月19日、20日

参考にしてみてください。

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