現役金融マンがオススメする住宅ローン借り換え(借り替え)比較ランキング

住宅ローン借り換え比較クチコミランキング

どうしても借り換えができない場合とその対策は?

ここまで、住宅ローンの借り換えに関するメリットやデメリットを説明してきて今さら、と叱られるかもしれませんが、残念ながらどうしても借り換えができない場合があります。

思いつくままに挙げてみると、まず同じ金融機関の中では基本的に借り換えができません。いくら借りている金利が高く、そして最新の金利が低いとしても、低金利の住宅ローンへの借り換えは認められません。

もしそれを認めてしまえば、既存の住宅ローン利用者全ての金利を引き下げないといけなくなるからですね。金融機関の経営面からはそんなリスクは負えません。

一方で、報道ベースの情報ですが、金利引下げをお願いしたら認めてもらえた、という体験談も散見されます。それが本当に純粋な金利引下げなのか、あるいは固定金利だったものを変動金利にかえてもらった、というような単純な金利タイプの変更なのかはよく分かりませんが、もしかすると金利引下げを受けざるをえない明確な理由があれば、金融機関も対応してくれるのかもしれませんね。

頼むのはタダですから、金利を引き下げたい方はまずは相談してみてはいかがでしょうか。

加えてメガバンクの場合は、自分の銀行内での借り換えは認めていないものの、どうしても借り換えをしたい場合は、グループ内の別の銀行(信託銀行など)を紹介してくれることもあるようです。グループ内での借り換えで手数料が安くなったり金利が優遇されるなどのメリットがあった、という話は聞きませんが、少なくとも審査は通りやすくなる気がしますので参考になさってください。

次に借り換えができないケースとして、自宅の価値が減りすぎている場合や、違法建築など法令違反の状態になっている場合があげられます。

住宅ローンというのは何も、その人の信用力だけでお金を貸してくれるわけではなく、ガッチリ自宅を担保にとられることになります。担保とは借金のカタ、保証、質草のようなものですね。もし住宅ローンの返済ができなくなれば、最終的には金融機関に自宅を召し上げられ、処分され、住宅ローン返済の原資となってしまいます。

逆にそういう最終的な返済のあてがあればこそ、数千万円という大金を見ず知らずの人に貸せるわけですが、しかし問題は、購入してから自宅の価値が大きく目減りした場合です。たとえば住宅ローンの残高が3,000万円あるのに、自宅の価値がすでに2,000万円しかなければ、なかなか3,000万円は貸してくれず、結果的に借り換えもできない、ということになります。

ただし、デフレが20年以上続くこの時代に、あまり厳密にやってしまうと金融機関としても住宅ローンビジネスの商売が上がったりとなってしまいますので、最近では自宅の価値の2倍(このケースだと4,000万円)まで貸してくれる金融機関も現れているようですね。もし「担保が足りない」という理由で借り換えを断られた場合は、諦めず他の金融機関に審査を依頼する姿勢が大切です。

一方、違法建築の場合はなかなか難しいですね。やはり違法となっている状態を解消するのが王道のように思われます。

とは言いつつ、現実的にはコストなどの面から困難なのは間違いありません。となるとやはりいくつかの金融機関の審査を受けて、そのあたりの基準が多少緩やかなところを探すか、そもそもあまり実地調査をせず、故意かどうかはともかく、見逃してくれるところを探すのがセカンドベストかもしれませんね。あまり大きな声では言えませんが・・・。

最後に借り換えができないケースとして思い浮かぶのは、住宅ローンを借りる人の信用力が足らずに金融機関の住宅ローン審査に落ちる場合ですね。

特に大企業のサラリーマンの方や公務員の方と比較すれば、中小企業やベンチャー企業に勤めている方への審査が厳しくなるのは間違いありません。新規で住宅ローンを借りた時から転職しているケースもあるでしょうし、同じ会社にいるとしてもその間に会社の経営が伸び悩んだり、赤字に陥ることもあると思います。そうした場合には借り換えの審査で落ちる可能性が高まります。

また自営業者の方や中小企業の経営者の方は、より収入の浮き沈みが激しいために、借り換え時の審査で落ちる場合が一定割合であると思います。

そうした時の対処法は・・・やはり多くの金融機関の審査を受けることでしょうね。住宅ローンの審査ルールは金融機関によって微妙に異なりますので、もしかすると捨てる神あれば拾う神あり、ということで審査に通る場合もあると思います。

それでもダメな場合は、自己資金を増やして借り換え金額を減らしてみたり、あるいは配偶者に連帯保証してもらう、という手があります。特に配偶者の方が公務員などの堅い職業についている場合はかなりの効果があると思います。

いずれにしても「借り換えができない」と思っても簡単に諦めてはいけませんね。世の中には調べてみればいろいろな解決策があるものです。ぜひ粘り強く交渉してみていただければと思います。

>>>新生銀行の借り換えシミュレーションはこちらから

>>>住信SBIネット銀行の借り換えシミュレーションはこちらから


<住宅ローン借り換え講座>


 ■講座1「今は住宅ローン借り換えの絶好のチャンス?」

 ■講座2「金利が1%以上下がらないと借り換えメリットはないの?」

 ■講座3「気になる住宅ローン金利はどう決まる?」

 ■講座4「借り換え時の金利タイプ、どれが良い?」

 ■講座5「住宅ローン減税・控除は借り換えても継続できる?」

 ■講座6「最も借り換えすべき住宅ローンは・・・住宅金融公庫の住宅ローン!?」

 ■講座7「住宅ローン変動金利タイプへの借り換え、注意点は?」

 ■講座8「借り換えで、変動金利の低金利も固定金利の安心も捨てがたい場合は?」

 ■講座9「保証料の内枠方式と外枠方式、借り換えに有利なのは?」

 ■講座10「どうしても借り換えができない場合とその対策は?」

 >>>トップページはこちら

住宅ローンの借り換えを検討されている方は参考になさってください。

目次

トップページ
借り換え住宅ローン金利と口コミ
住宅ローン借り換えのつぼ
住宅ローン借り換え講座2017年改訂版
住宅ローン借り換え講座
住宅ローン借り換えの基本
住宅ローン借り換え関連ニュース