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今は住宅ローン借り換えの絶好のチャンス?

住宅ローンの借り換えに関してよく耳にするフレーズが、「今は住宅ローン借り換えの絶好のチャンス」というものです。

確かに市場の金利も、住宅ローンの金利もどんどん下がり続けている状態ですから、借り換えのチャンスであることは直感的には分かります。今借りている住宅ローンより金利の高い住宅ローンに乗り換えるような奇特な人はいませんからね。

一方で、「今は住宅ローンを借り換えるべきではない」というアドバイスを耳にすることはなく、やはりこのフレーズは多分にセールストークである可能性が高いですね。

実際のところ、今は借り換えの絶好のチャンスなのでしょうか?

もしこの「絶好のチャンス」という表現が、今が金利の「底値」であり、これから金利は上昇していく、という意味であればそれは残念ながら誤りですね。

と言うのも将来の金利や、今後の金利動向を正確に予測できる人はいないからです。金利はまだまだ下がるかもしれませんし、下がらなくてもずっと今の金利水準が維持されるかもしれません。金利の予測が当たった云々というのは完全に結果論です。

他方で。

今後、金利が上昇するのか、さらに下落するかは分からないけれども、仮に下がったとしても限定的であり、これ以上住宅ローン金利は下がりにくいので、今が借り換えの絶好のチャンス、ということであれば正しいと思います。住宅ローン金利と関係の深い10年もの国債金利=いわゆる長期金利の直近の動向はこのようになっています。



超低金利水準ということですね。他国の金利は通常3%や5%はありますから、それに比べれば文字通り、日本の金利はけた違いに低い事が分かります。

とすると今後の金利動向を正確に予測することは難しいものの、金利が原則的には0%以下にならないことを考えれば、やはり金利が仮に下がったとしても、その下落幅は限定的ということですね。

そうした観点から「金利はこれ以上下がりにくいので今が絶好の借り換えのチャンス」というなら同感です。

ちなみに上記グラフは長期金利のものですが、長期金利以上に金利が低くなっているものがあるのをご存知でしょうか?

それは「無担保コール翌日物金利」と言った専門用語で呼ばれる、期間1日などの超短期金利ですね。金利は、期間が短ければ短いほど低くなっていくのはなんとなく肌感覚で分かりますが、こうした超短期金利は現状・・・なんとほぼ0%となっているのですね。

これがつまり、日銀の実施しているいわゆる「ゼロ金利政策」の結果、ということになるわけですが、では、こうした超短期金利と関係の深い住宅ローン金利はといえば「変動金利タイプ」です。つまり変動金利タイプはこれ以上、金利が低下する余地はほとんど残っていないということなのです。

したがって、もうこれ以上、金利が下がる可能性が少ないという意味では、長期固定金利タイプよりは変動金利タイプの方が強く言えるわけですね。

ただし、仮に今後金利が上昇した際にダイレクトに金利が上昇する可能性があるのが変動金利タイプですので、変動金利タイプを利用する場合はそうした金利上昇リスクへの備えが重要である点はご留意ください。

そうしたわけで、長期金利にせよ、短期金利にせよ、限界ギリギリまで金利の低下が続いており、住宅ローン金利がこれ以上下がる余地はますます小さくなっています。その意味では今が底値かどうかは別として、底値に近いのは間違いなく、やはり今が借り換えの絶好のチャンスというのは概ね正しいと言えそうです。

なお、歴代の政権が「デフレ脱却」を目指していますが、仮に本当にデフレから脱却できればインフレになるということですから、金利は多かれ少なかれ上昇します。

実際のところ、日本経済がインフレ経済に変わるのはかなり難しいと思いますが、デフレ経済から脱却し、金利が上昇する可能性がゼロではないことは、頭の片隅に入れておいていただければと思います。

具体的に借り換えメリットを知りたい方は、各銀行が提供している借り換えシミュレーションを利用してみてはいかがでしょうか。

>>>新生銀行の借り換えシミュレーションはこちらから

>>>住信SBIネット銀行の借り換えシミュレーションはこちらから


<住宅ローン借り換え講座>


 ■講座1「今は住宅ローン借り換えの絶好のチャンス?」

 ■講座2「金利が1%以上下がらないと借り換えメリットはないの?」

 ■講座3「気になる住宅ローン金利はどう決まる?」

 ■講座4「借り換え時の金利タイプ、どれが良い?」

 ■講座5「住宅ローン減税・控除は借り換えても継続できる?」

 ■講座6「最も借り換えすべき住宅ローンは・・・住宅金融公庫の住宅ローン!?」

 ■講座7「住宅ローン変動金利タイプへの借り換え、注意点は?」

 ■講座8「借り換えで、変動金利の低金利も固定金利の安心も捨てがたい場合は?」

 ■講座9「保証料の内枠方式と外枠方式、借り換えに有利なのは?」

 ■講座10「どうしても借り換えができない場合とその対策は?」

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住宅ローンの借り換えを検討されている方は参考になさってください。

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